令和２年の２月も中盤に差し掛かかり、
そろそろ春の気配かと思えば、真冬に逆戻り
我が家の雨ざらし霜ざらしの多肉植物の生育
実験場 の『多肉植物虎の穴』と称した、野ざ
らし雨ざらしのデカイ鉢
流石に、この寒さと霜では全滅しかねないと判断し角材やコ
ンパネ、古着等で寒気霜対策を施し、この冬
最後の寒波をやり過ごそうと考えておりま
す。寒さで溶けてしまっては、元も子もあり
ませんからね。２月後半は気温も上昇傾向だ
と天気予報でも言っていたので、この寒さ
が、この冬最後の寒さの峠となるのかと考え
ると若干、物足りなさもありますが多肉植物
を安全に越冬出来るのは、とても、ありがた
い事ですがね…寒さや雪を生業にされておら
れる方々は、この冬、最後と言われる寒波で
いくらか経済的に潤いがあった事を願います。
令和２年２月多肉植物レスキュー隊！月次報告！
２月に入り春の足音も少し聞こえ始めました
が、聞こえては北風にかき消され、消されて
はまた、歩み寄って来たりの繰り返しで、
春はやって来るのでしょうから、しばらく
待とうじゃないですか。
そんな、足踏み状態の春を黙ってボケ〜ッと
待ってるほど私はのんきではありませんから
時間の許す限りは、園芸フロアのパトロー
ル兼リサーチを怠りません。
何せ、この時期！春間近の園芸フロアは、や
けに暦に忠実で外気とは無関係に、ほぼ春の
装い！多肉植物だって新入荷が怒涛の如く始
まりますからね！油断大敵です！
そんなニューカマー達に押し出されるかの様
に秋から放置気味の多肉達は席を奪われ…
値下げコーナーに追いやられる訳です…
そして…今回もこんな感じで弾かれた連中が
私に手招きしてきました。
今回はただならぬ数のサボテンの群衆が
ロープライスゾーンに並べられ、こっちを
眺めていました！
こちらでは前回のパトロールでは玉サボテン
タイプの丸みをおびたサボテンが叩き売りさ
れていました驚異の５０円。
今回は柱サボテン、ウチワサボテンの様な上
に伸びる連中が多く並べられておりました。
お値段は１つ１００円…
どうでしょうか？安いでしょうか？
こんなもんでしょうか？
私はあまり『ザ・サボテン』タイプには、購
買意欲は無くここはスルーです。
「きっと君たちには素敵なオーナーが訪れる
から待っててや～。」と、
彼らには励ましの言葉を残しその場を後にし
ます。
次に出くわしたのは、我が家の屋外でもこの
寒さでも安定の生育を見せるセダムチームの
お出ましです。
他の店舗まだ１軍入りのスタメンで多肉の売
り場を賑わす、なかなか充実した鉢ですが、
こちらの店舗では、すでに戦力外通告のお役
御免で、まさに多肉植物の監獄！
「サキュレントジェイル」と私がこのように
呼ぶ、ロープライスゾーン追いやられる訳で
す。
そして、お値段１００円！
安ぅ～。
流石、大型店舗は大型生産者からの
大量入荷！まさに、この流れが
「多肉植物シンジケート」と、呼ぶにふさわしい状況…
あいにく、こちらのセダム達は我が家の多肉
植物のバリエーションリストには
加入済みでしたので連れて帰れませんでし
た、無念。
お次はこちら。秋口から、こちらの園芸ゾー
ンで販売されていてハンギングされて
ツル状に伸びたピンク色の斑入りの葉が、
とても鮮やかなびた葉が売り場を華やかにし
ていた記憶があったトラデスカンチア。
ハンギングで販売されていたのに、トラデス
カンチアは、吊るされて垂れ下がる葉が
魅力の筈が、どの株もゴソッと土の上にまと
めて乗せられ、ほぼ放置気味の管理で捌かれ
るのを待ちます。このトラデスカンチアは
ロープライスゾーンでは若干高めの
設定。強気の５００円。買うヤツいるかね？
こうして一通り、『サキュレントジェイル』
ゾーンをパトロールした結果、今回救出し
我が家にやって来たのはこちら！
結局はトラデスカンチス500円！
初めに店頭に並んだ時は1280円…
なかなかのお値段ですね…
『買うやついるか？』なんて言ってみたもの
の、秋口に脳裏に焼き付いた斑入りの立派に
伸びて育った状態が頭から離れず、どうして
も我が家の多肉連中をハンギングした状態で
上空からの見守り担当としての役目を担って
もらおうと思い我が家招いてみました。
こちらトラデスカンチアと同じツユクサ科の
桜色カシリア…
ほぼ立ち枯れした状態…
それとツユクサ科の白絹姫も冬場でかなり疲
弊してご覧の有り様ですが…
小さい息吹は始まってはいます。
春よ来い。
トラデスカンチアと言う兄弟分がまた仲間入
りし張り合いが出てきっと春には復活を果た
してくれる事でしょう。
頑張れツユクサ科！
そんなトラデスカンチアではありますが
やはり連れて帰って来たものの、ドサッと鉢
の上に、こごった状態…
クシャクシャを、ほどいて見れば…
うちのツユクサ科連中と変わらず、寒々した
見た目。あの斑入りの潤った葉は、ほぼ
皆無…。
想像通りですから良いのですが、ワサ～ッと
なるには先が長いですね。
最後に
今回、令和２年２月期の多肉植物レスキュー
隊活動で我が家に招いたツユクサ科のピンク
の斑入りのトラデスカンチア、私が『小商
い』として利用しているメルカリ内で出品さ
れている多肉植物のカット苗の寄せ植えので
もツル状の多肉はアクセントに重宝されてい
ますから今後、多肉植物の出品をもくろむ
私の手助けをしてもらう為にも大切に育って
くれればと思います。
とっちらかってはおりますが一応ハンギング
して雰囲気を味わい、納得し満足して成
長を祈ります。まだ、もう少し寒さが続きそ
うですので、このまま吊るしたまま枯らして
しまい首吊り台で絞首刑って訳にはいきませ
んから管理を怠らないように注意を払いつ
つ春の訪れを待ちながら、令和２年２月期の
多肉レスキュー隊の月次報告を終わります。
以上です
キャップ！
