令和2年の晩秋にいつもお世話になっている頼りになるホームセンターのコメリさんへ来店し園芸ゾーンを物色しました。
秋と冬の間
秋と冬の間でキク科等の秋の植物から縁起物の葉牡丹やら冬場の花壇で華やかに咲き誇るクリスマスローズなんかに店頭の商品が入れ替わる時期ではないかと考えてウロウロしていると…
やはり、思ったとおり植物を運ぶであろうカートが叩き売り商品の棚と化しておりました!
そうそう!
こう言う出会いを求めて来たんだよ!
ネームプレートに激安価格が雑に貼られます!
きっとこのカートに乗せられた植物達は、ここで捌かれなければ…
コメリ経由あの世行きの死の列車の乗客でしょう…きっと…。
死の列車からの救出劇
売れればラッキー!残ればあの世行きと思われる激安植物のカート!
そんな死の列車から救い出せる奴は居ないかとガサゴソ…ガサゴソ…かき分けてみると!
居ちゃうんですよ!
超デカイ!ヒューケラ!
しかも!3株発見!
ベーシックなコメリの買い物カゴの底が見えない位の立派な株!
こんなのが死の縁をウロウロしていたのかよ!
有り得ないぜ!
救いの手を差し伸べてレジへGO!です。
いくら叩き売りでもこのサイズですから安く見積もっても¥298位はするかな…。
何せ、ネームプレートに定番の雑に書かれた価格が貼ってないけど!?
とりあえずレジのお姉さんハウマッチ?
なんと1鉢¥100なり〜!
しめて¥300!
はい!買います!
ありがとうございます!
連れ帰り乾いた鉢に水をたっぷりとあげました。
濡れた葉は、まだまだ処分されるには早すぎる頼もしい葉です!
ピンセットと比べて下さい。立派立派!
ネームプレートを確認すると名前を発見!
正式名称は『インディアンヒューケラマホガニー』
インディアンヒューケラマホガニー
インディアンヒューケラマホガニーの特徴は春の時期、葉はパープル系になり夏場は赤色になります。
秋から冬の寒さには強いので冬場の花の少ない時期に活躍してくれそうです。
夏場は強い日差しはなるべく避け落葉樹の下で管理しながら育てると鮮やかな葉が日陰を照らしてくれそうです。
手元に来た時期はまだ晩秋でしたので、地植えしても環境の変化にも対応してくれるだろうと直ぐ様、鉢からだし5株にバラけたので植えていきました。
根の張りは良くも悪くもない感じ…
白っぽい根も少しは見えるし大丈夫かな?
『まあ…ウチの地べたと上手い事やってくれよな…』と、願いつつ植え付けて行きます!
パープル系とはいえ葉っぱ1枚1枚が各々色が違う所がヒューケラの魅力!
それが良く分かる株達ですね!
毎年放ったらかしでも咲くスプレー菊の只中に投入です!
スプレー菊のピンクと黄色にパープルが映えます。
今年からこのカラーリングがこの花壇での秋のベーシックになってもらいます。
来年はもっとヒューケラが育ち活躍してくれる事を期待しております。
スプレー菊が去った花壇では…
こちらがスプレー菊が去った令和3年1月現在の真冬のヒューケラが育つ花壇です。
日の出前の寒々した殺風景な地面の花壇でパープルが頑張ってくれております!
1月の朝ですから安定の霜が降り注ぎます。
寒くないかい?お前ら…
『旦那さん!俺達はへっちゃらさ!あの処分寸前の叩き売りの棚に比べれば屁でもないぜ!』って言っている様に見えます…!
健気や…(涙)
『新顔(マホガニー)ばっかチヤホヤすんな!』と、ばかりに他のヒューケラ達が睨みます。
古株連中も霜に耐えながらセダム達と育ちます。
せやな…お前達もおったな!
皆んな!寒い中頑張ってて、ええ子やで!
今は皆んな黒っぽくなっちまってるけど春が来たらカラーリーフの本領を発揮しようぜ!
最後に
コメリさんで激安で売られていた『インディアンヒューケラマホガニー』が我が家のヒューケラチームに加わりました!
そんなニューフェイスのヒューケラちゃん!
令和2年の年末にやって来た寒波を喰らっても何くわぬ顔でスクスク育つ姿は春の生育期には更なる飛躍が見込めるコトでしょう!
お!朝日!
バシッと霜を吹き飛ばしちょうだいよ!
しっかり太陽を浴びて春には、じゃんじゃん花咲かしてや〜!
真冬の寒さだって結構へっちゃら!
花の少ない花壇を華やかに彩ってくれる頼りになる奴ら!!
↓↓↓