我が家の畳1畳はあるデカめな#ちまちま寄せ!
多肉植物専用花壇『多肉の園』での多肉植物達の営みをご紹介。
2021.2.1 撮影
AM 8:00 曇り
ハウス内 湿度60 % 気温 5℃
バッドニュースはいつも手遅れさ…
温かな日差しが差し込んで『多肉の園』を温め始めます。
建物や庭木の都合で簡易ビニールハウス全体に日が当たるのはAM9:00頃になります。
ハウスとはいえ日差しが降り注ぐ時間になるまではやはり寒い…
特に冬場の早朝はまだ暗く『多肉の園』の状況をしっかり確認出来るのは休日だけになってしまいます。
毎日出勤する前にハウス内の防寒対策の不織布やプチプチを剥がし日の出前に仕事へ向かいます。
(薄暗いハウス内朝夕はこんな感じです。)
帰宅は夕暮れ時ですからハウス内は真っ暗…。
朝夕ともにスマホのライトでゴキゲンを伺うだけですから『多肉の園』で起きる良い事も悪い事も休日に知る訳です。
グッドニュースは後からでもOKなんですがバッドニュースは既に対処出来ない状態を目の当たりにする事もしばしば…。
そんな管理のアバウトな『多肉専用花壇』ですから厳しい冬場のこの時期に起こる事は悪い事が多いに決まってます…
悪い事は上げれば切りがありませんので今回は割愛させて頂きまして春の兆しを感じる柔らかい日差しが差し込む『多肉の園』での朗報のみを今回はご紹介させて頂きます。
2月に入り立春も近い事もあり雪ではなく奇跡が振り始めた
昨年末に『多肉の園』では寒波を喰らって色んな多肉達がダメージを受けて枯れたりジェルってしまったりと甚大な被害がありました。
ご覧の通り子宝弁慶草なんて、むごい事むごい事...
こんな感じでクラゲの様にテロンテロンになってしまいました...
不死鳥錦もグッタリなって再起不能でしたね…
そんな悲しい状況を報告させて頂いたのがこちら
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今回上の過去記事を改めて読み返し写真を確認してみましたが撮影した日はまだ終わりの始まりっだったようで寒波で弱った奴らは日に日に茶色くなり...とろけたりと見るも無残な姿になり土還っていきました...。
そんな状態で完全に天国に逝っちまった連中もおりますが、ここ数日の春の気配で希望の光が灯りじめました!
ハウス内にもかかわらず寒波で霜にやられて茶色く葉が枯れて復活は期待薄と感じていた萎れた連中も『地下茎はいきているのでは?』と考えて抜かずにいた所!
やはりそれが正解!
冬を迎える前に多肉達は立派に根を張り巡らせ冬を乗り切り力を蓄えてくれていたようです!
霜でやられた当時の頭の部分はくたばりましたが残した茎や茎の株元から見事に子株として復活の狼煙を上げ始めました!
植物の力は本当に偉大なモノです!
そんな霜や雪ではなく奇跡が降り始めた『多肉の園』の多肉達をご紹介させていただきます!
まずはこちらのクラッスラ属フンベルディ!
もう既に『枯れた塊』が、ただそこにあるだけと思われる状態ではあります。
しかし、昨年の夏場にセダムの渦に飲み込まれそうになって朽ちる寸前の小さな株を抜き取り、この場所に植えたら秋には直ぐに増えて行きました『丈夫じゃ〜ん!』と思っていた矢先に冬になり、年末来てかなり厳しい寒波襲来!
その一発で真っ茶色…トホホとなりましたがあのセダムの中から復活した事が頭の隅にありますから、ただの『枯れた塊』でも抜かずに待っていた所!
はい!緑色の部分見っけ!
復活です!
やはり丈夫な根が張っていたのでしょうね!
秋口に増えたので株分けした株も
寒波→枯れた→緑色見っけ!→復活!
フンベルディの踏ん張りの強さに感謝です。
そして、こちらのマサイの矢尻!
名前は強いですが一発の寒波で撃沈…
矢もマサイもあったもんじゃありません…
やはり戦闘民族のマサイ族でも寒さには敵わないって事でしょう…
しかし温かくなればマサイも復活です!
ケニアの太陽とは行きませんが我が家のマサイはここ最近の日差しと陽気で十分地上に出て来る力を貰えたようです。
お次は写真の一番下でうなだれる黄色く立ち枯れしたようなコイツ…
カシミアバイオレット
下を向いちゃっていかにも
『俺もうダメっすよ…』って感じがしておりましたが!
顔色見たらあれれ?緑色っぽくね?
これはいい兆しと判断して葉っぱを掻き分けてみると…
あれれ!完全に子株じゃん!
これ復活です!
あれま!茎にも小さい息吹を発見です!
既に新芽に鼻を近づけると例の鼻をつく微妙な香りがしますから春には完全復活し子株もバンバン育ってくれそうですね…
でも臭いだけがね…。
そしてこちらは被害が出なかったエケベリア勢唯一の被害者
ゴールデングロー!
寒波の後ヘッドとボディがブラ〜ンとちぎれそうになってたのをしっかりキレイにチョンパしてボディは抜かずに放置して様子を見ていた所!
子株の発生を確認!
そしてブラ〜ンとなってた頭の部分は直に土に挿してみましたが…
ちょっと雲行きが怪しく顔色が日に日に悪くなっております…
無理かな…。
こちらは当時一緒に植えたピーチプリデ!
寒波?何それ?って感じに順調な生育です。
寒さにも負けずブリッと締り育ってくれております。
植えた当時はこんな感じだったんだな〜
逆にピーチプリデは株が立派な分、子株は、まだ発見できませんでした。
同期のゴールデングローも復活した事ですからまた2株で春から切磋琢磨して『園』を賑わしてくれる事でしょう。
まだまだ復活祭が続きます。
クラッスラ属のゴーラムです。
葉は取れて棒状態で突っ立ていたのですが春の兆しでポコポコと葉なのか?子株なのか?
何か動きを見せ始めたようです。
新たなリスクも発生
上げればきりがないので辞めていましたが、1つだけバッドニュースをお聞き下さい。
『悪い話』と言うより今現在はまだ、心配ごとの段階なんですがね…
ここ最近の陽気で寒さの底が見え始めて凍死する多肉達の心配は軽減したと思いますが温かくなればなったで新たな心配ごとが『園』に忍び寄ります…。
ご覧下さい。
フワフワなカビ的な奴が確認出来ます。
ルビーネックレスが餌食になっております。
触るとファサ〜ってなって舞い散ります…
このコロナ禍のご時世ですからおかしなパウダー状のモノを吸い込んで肺にダメージを与えたくありませんからね…
まだ、このカビらしき奴が悪さはするとは思えませんので今の所見なかった事にして、やり過ごします。
余裕のシャクシャクで見下ろす貫禄
色々騒動が起こる冬の『多肉の園』で私があーでもないこーでもないと言っていると『まぁ、園長(多肉の園だけに園長(私))そう騒ぐなよ』と余裕シャクシャクのキングの貫禄で『園』を見渡す、園長の私が1番えこひいきしている!
エケベリアの七福神!
春の日差しに照らされる勇姿!
若干外葉は色が変わってますがご愛嬌!
そんなの気にしてなんかいられない!
株元を見て頂ければわかります。
数日前に完全に枯れたヒラヒラカサカサの垂れ下がる外葉を全部取り除いて子株を露出させたら想定以上の数が芽吹いてくれておりました!
お陰様で株元をグルッと囲む様に、ざっと10個以上の子株です。
最高だよ!
はい!表面!
はい!裏面!
良い眺めだぜ!
本当に冬にも強くて最強で最高だよ七福神ちゃん!
こんな良い子えこひいきしちゃうでしょ?
最後に
昨年末に寒波を喰らい被害者が多発した『多肉の園』でしたが春が近づくにつれてくたばったと思った連中が奇跡の生還を遂げてくれました。
今回はそんな彼らの復活劇をご覧いただきました。
そんな季節に振り回されたり助けられたりしながら『多肉の園』はまだ居座る冬の隙間をぬって春へと歩みを進めます。