今回は刺すような鮮やかなピンクがイカス!春先には既にシーズンオフ気味のシクラメンを始めて招いてみました。
『趣味の園芸』によく登場するけど今までスルー
愛読書『趣味の園芸』でも毎年記事にあがってはいました。
チラチラ目には入って来ていたのですが、多肉植物やらカラーリーフ好きの私でしたからあまり興味がわかず、ずっとスルーしておりましたがワイフが珍しく購入を希望したのでリクエストに応え、お手軽価格の株を発見しましたので我が家へ来てもらいました。
購入先は毎度お世話になっている農産物直売所。
千葉県いすみ市の『農産物直売所なのはな』さんにて購入です。
『なのはな』さんはこんな所です。
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上手に育てれば5月位まで花を見せてくれるらしいので私も開花継続を一丁やってやろうじゃないか!と息巻いて挑戦です。
シクラメンのかほり
品種改良が繰り返されるうちに一般的には香りがしなくなった、もしくは無いと言っていいほど薄くなってしまったようです。
香りより花重視って方向に舵を切って今に至るんでしょうね。
それでも昔の歌謡曲に『シクラメンのかほり』ってのがあるのを知ってますから一応嗅いでみると記事のタイトルにもしましたが…なんだか『ばあちゃんの部屋』の匂いがします…
香りの種類調べてみるとホコリっぽい香りがするタイプもあると発見。
たぶんそのホコリっぽいタイプの香りに近い環境が子供の頃から身近にず〜っとありました。
代々、我が家は農家でしたから畑やら田んぼやら庭の草むしり等の農作業をやっていた、ばあちゃんが作業着のまま部屋で過ごしていた事もありましたので、シクラメンから『ばあちゃんの部屋』の土っぽい匂いを感じたのでしょうね…
何か懐かしさを感じてしまいました…
悪くないホコリっぽい香りですね。
葉が斑入りじゃん!っと思いきや...
何でもかんでも斑入りの植物に飛びつく自称『斑入り馬鹿』の私でありますので我が家にやって来たシクラメンも花のピンクのインパクトに霞んでしまいがちな葉も私からしたら『若干黄色っぽい斑入りで良い感じと見逃せない風合いだぜ!』
なんて呑気に眺めていたら、これは斑入りなんかじゃなく…
実はこの葉の色、黄色っぽい部分は日照不足や肥料不足の傾向にある株だそうです...
なんだよ...
日照不足に栄養不足の可能性かよ...
リアルな斑入りはこんな感じですね。
うちのと、こりゃ違うわ...
本当の斑入りシクラメンは葉脈に、はう様に斑が入っていてなかなか魅力ある葉になるんですね。
是非出会ったら招いてみたいです!
まあでも、お値段次第ですがね。
今後の予定よりも手元にあるヤツを愛でましょうかね。
今咲き誇る花をかき分けると、まだまだ花芽は確認できますのでこの調子で咲き続けてくれそうです。
底面給水鉢ってなんだ?
全くもってシクラメンに関しての予備知識ゼロで挑むシーズンオフ間近からの栽培ですから知らん事ばかりに遭遇します。
特にそれがこの鉢。
底面給水鉢ってヤツらしいんですがお目にかかるのも初めてです。
そこでちょこっとネット検索です!
ふむふむなになに...。
シクラメンは水やりの際に花、葉、塊茎(球根上の茎)が濡れると傷みやすくなるそうで、土に水分を吸わせておけば、そこからシクラメンが水を吸ってくれるって寸法な様で水やり時のリスクを軽減する事が出来るように編み出された鉢のようです。
なるほど便利やね!
味をしめて次の株を物色
生育方法もボヤッとではありますが会得しましたし、シーズンオフも近い事ですからホームセンター辺りに激安株は無いかと物色してみます。
すると…
あるよあるよ!
想像通りの叩き売りゾーンに花のある奴から葉だけの奴までかなりの数並びます。
そろそろ開花時期も終わり間近って言ってもやはり花がある奴の方が価格設定は高いです…
そりゃあ、お客も、もちろん花があった方が買いますからね。
さすがに葉だけの奴は廃棄寸前の叩き売り価格です。
私みたいな物好きが連れて帰れば廃棄でゴミとして処分する為にお金をかけるより破格値で捌いても¥1でも儲かればって感じの価格になっておりました。
そんな数ある中からチョイスして葉だけのシクラメン!
だってさ!
¥1628が¥200ですよ!
葉っぱだけだけどね!
秋から年末年始のシクラメンのシーズンには、こんなセレブ価格で店頭に並んでるんですね…
知らんかった…
葉をかき分けると、みずみずしい若い葉が伸びて来ております。
まだまだ叩き売りにするには早いんじゃない?
株元に若葉以外にも花芽の様なモノまで確認出来ましたが、コレが今から咲く花芽なのか?終わった花芽なのか?
それすらも判断出来ないシクラメンのド素人が次の開花のシーズンに向けて歩み出します。
最後に
今回は私も初めて手を出してみたシクラメンをご紹介させていただきました。
ワイフが珍しく購入してみよう!と要望があり我が家に連れ帰ったのですがワイフに言われなければ今後も、ずっとノーマークであったであろうシクラメン。
やはり手元に来て育て方を調べたり花を眺めたり枯れた葉を取り除いたりと手をかけていく数日で既にシクラメンへの愛情が芽生えて来るモノで今後は花の色違いやら葉に斑が入りるタイプと徐々に増やしてしまいそうな気配がプンプンするヤツですね。
既に花の終わったインディアカって株をもう1株購入!
インディカの花はツートンカラーらしく花の下は白、花先に向かうにしたがいサーモンピンクになるタイプの株を激安(¥200)入手!
合計2株で秋口の開花を目指します!
立春も過ぎてシクラメンの時期は、そろそろ終わりと言われる時期ではありますが、今もまだ花をキープしてくれて咲いている株が、どこまで開花時期継続出来るか日向に置いてしっかり水の管理を行いながら経過を観察して行こうと思います。
頑張れば5月位まで咲かせる事が出来るそうなので、なんとか努力し、なるべく長い間、刺さるようなショッキングピンクの花を楽しませてもらおうと思っております。