今回はリメ缶風に育つミニマを春本番になる前に、整えていこうと思います。
3号缶のリメ缶風で育つこの冬の厳しい寒波を徒長する事も無く越冬したミニマ!
そもそも冬場の管理は室内だった事もあり徒長しちゃうんじゃないかな〜?と、心配しておりましたが光量は、なんとか足りていたようで助かりました。
そんなミニマが上手い事、子株達が育ってくれたお陰でこれからやって来る春の生育期には当然、寝床はこの様子からすると窮屈になりかねません。
(令和2年5月 撮影)
昨年の春はだらしなくベロ〜ンと広がって同じ株とは思えない状態でした。
そんな締りのない顔のミニマではありましたが、この撮影の後に来る昨年の猛暑やら、今回の例年に無い寒さの冬を始めとする狂ってる季節のハードな環境変化を耐え忍んでギュッと締り勇ましくなりました!
あっと言う間に過ぎる優しい季節の春。
しかし、そんな春の生育期には少し『密』過ぎる感じがしますからそろそろ巣立ちと判断!
さあ!マザーから子株達をチョンパしていきましょう!
子株の茎部分が長く伸びてくれているお陰でハサミやカッターなんかを使わなくとも手でむしり取る事が出来ました。
警戒しながら、そ〜っと切り離すと
『トラヴィスの旦那!遅いよ〜!』と、言わんばかりに既に発根してるヤツもおりました。
巣立ちは必然でしたね!
お子達の巣立ちで風通し良くなったマザー…
すっきりはしましたがお子達とバイバイして少し寂しいかな…と私は思っておりましたが!
既に新たな子株を宿してくれておりました!
さあ!これで充分なスペースが確保できましたから次世代の子株ちゃん!すくすく育ってな〜!
マザー株からむしり取られた子株達も数日たち傷も乾いたようなのでポリポットに植え付けて各々が新たなマザーになるべく歩みだしました!
まずはこの春にしっかりと発根して、今年もきっと厳しいであろう猛暑に挑める体制を作れる事が今の所の目標ですかね…
最後に
今回は小ぶりでチャーミングなエケベリアのミニマをご紹介させて頂きました。
親株と比べても見劣りしない子株達を春本番の生育期が来る前に親株の元から独り立ちさせました。
さあ!この穏やかな陽射しをたっぷり浴びて根をしっかり伸ばして、これから来る夏を乗り切るボディを作り上げような!