今回はカランコエの仙女の舞を我が家に招いたのでご紹介させて頂きます。
カランコエ仙女の舞とは
カランコエは花を愛でるバージョンと葉を楽しむバージョンがあります。
仙女の舞はこのヴィジュアルで一目瞭然!
後者の葉と巨大化する株の姿を楽しむタイプのカランコエです。
原産国のマダガスカルでは3mクラスにもなる超大型の多肉植物だそうです。
そんな仙女の舞のアピールポイントはやはり波打つようなベルベット生地みたいな質感の葉!
この淡い緑っぽい茶色のフワフワの葉に打ちのめされてお手元に招いた方がほとんでしょうね?
学名:kalanchoe beharensis(カランコエ べハレンシス)
置き場 :日当たりを好む
生育温度:20℃~25℃
耐寒温度:3℃以上
栽培方法:春から晩秋にかけては日当たり良好な屋外で管理します。
水やりは生育期は用土が乾いたら鉢から流れ出るくらいたっぷりとあたえます。
寒い時期になってきたら屋内に取り込んで管理します。
生育が早いので2年に1度排水性の良い培養土で鉢増しして植え替えます。
その際に伸びた枝を挿し芽して増やすことが出来ます。
我が家に招いた仙女の舞
町の園芸店に結構な数が無造作に置かれてお買い得価格で販売されておりました。
サイズとしては4号鉢位だと思います。
ネットで調べると4号鉢サイズの販売価格は私にはなかなか手を出すには厳しいお値段!
¥4000オーバーで販売...スゲ~高っ!
そんなハイクラスなお値段とは、かけ離れた価格設定!
私のは!
ハイ!
¥税込み418!
ネット価格の1/10!ありがとうございます!
我が家にやって来た仙女の舞
こちらが我が家にやって来たビッグサイズの仙女の舞ちゃんであります。
葉なんかポロポロ取れちゃっても気にならない程の存在感!
頭デッカチでバランス悪っ!
やっとこさで自立してる感じですね!
そんな不安定な状態ですから多肉植物は基本屋外の風が良く吹き抜けるポジションで育てているので強風でぶっ倒れてポキンッと折れちゃったら気分も『ショボ〜ン…』となりますし、見た目からして明らかに根詰まり気味の気配がプンプンします。
どれどれ引っこ抜いてみましょう!
やっぱり予想的中!かなりギュウギュウ詰めの根鉢が顔を出しました!
ディズニーランドのチョコレートクランチみたいで美味そうじゃん!
↑↑↑
こんな感じのクランチな質感!
そんな呑気な事を言ってる場合じゃない状況ですね(;´Д`)
サクッとほぐしていきますよ!
しかし、この大株ちゃん人間からしたら観賞用ですが他の連中の為に違う役目を担っていた様で...
鉢の内部は良く分からない幼虫の住まいになっていたようです。
このまま仙女の舞の鉢を根城にさせておく訳にはいかないので草むらの中へおいとまして頂きました。
すまんな幼虫ちゃん...
春まで暮らせる新しい仮住まいは冬が来る前までに探してな~
さて、無許可の住人にもお引き取り頂きカッサカサの土と古い根っこを取り除いてこんな感じになりましたよ。
流石の大株ですから2本のメイン株を中心に子株やら木質化したような古い枝から出る芽やらと同じ鉢から色んな顔ぶれが現れました。
あとコイツも居ましたよ!
自分は勉強不足で知らなかったんですが葉挿しもいけちゃうんですね!
色んな増え方出来るね仙女の舞ちゃん!なかなかのオールラウンドプレーヤー!やるね~!
そんな万能っぷりな地上部とは打って変わって根っこはこんな有様でした....
ん~やっぱりあれだけ詰まった鉢内ですから根の発育は今一つ...そりゃそうだよね。
あれだけチョコレートクランチ状態じゃね~(;´Д`)
あのまま売れ残ってたら枯れちゃってさ...あの世逝きだったよねきっと...
そんな死と隣り合わせの苦労をして来た仙女の舞ちゃんに今までの環境よりは幾らか良い住まいを準備して上げました!
後方にあるのが以前の住まいの4号鉢ですね。
そして手前のでっけぇのが新たな新居の7号鉢(¥138)!
カインズホームをウロウロと物色してたら見っけました!
菊鉢らしいんですが黒のプラスチックでなかなか使えそうです!
サイズは5号鉢(¥88)からあって巨大化した多肉の植え替えに重宝してくれそうなのでそちらも5個程調達しました。
さあ!植え付けていきます!
鉢底石を約1/5ぶっ込んで園芸用の土に赤玉土の小粒をブレンドした培養土で植えていきます!
ド~ン!
こんな感じでまず1鉢完成!7号鉢でも見劣りしない姿!
ポロポロ取れた子株ちゃん達や葉挿しもぶっ挿しておきます!
先ほど植え替え前の鉢内で落下していた葉挿し状態の葉から芽を確認してますから期待が持てますね。
そして今までの住まいだった空いた4号鉢にもバラバラにしたもう1株のメイン株を植え付けて完成とします。
これから来る冬場に霜やら寒さに当ててしまうようなミステイクを犯さなければジャンジャン増えそうですね。
最後に
今回は4号鉢から溢れるように育つ巨大なカランコエの仙女の舞がとってもリーズナブルなお値段(¥418!)で我が家に連れ帰る事が出来ました。
しかし地上部の表面の土がガサガサでしたので根詰まりの危険を伴う状態と判断し急いで植え替えを行って今後に備えました!
こんな感じで植え付けて、これから来る寒い時期を乗り越えて春を迎えようかと思います!!とは言ったものの令和3年の秋はまだまだ残暑がバリバリ継続中ですから来年の話するよりも今年の10月の西日で仙女の舞がくたばりかねませんからまずはそこを注意しながらジックリ観察して行こうかと思います!
【大きく沢山増やしてフワフワのベルベットの葉に魅了されてください!】