今回はクラッスラの紀ノ川錦をご紹介させて頂きます。
春もそろそろ後半戦に入って来た感じで若干週間天気も雨のマークが増えだして梅雨の気配がしてまいりました。
沖縄では５月４日頃既に梅雨入りしたようで私の住む千葉県エリアもそろそろってとこでしょうかね？
そんな多肉植物を愛でる方々には憂鬱な日々が続きますが作物を作る上では必要な雨量ですからね。
『雨は嫌だな～』とばかり言ってはいられませんがこれから来る梅雨はやはり悩みの種ではあります...
そんなヘビーなシーズンを前に顔色が優れない紀ノ川錦ちゃん...
日差しが強くなり出した頃から頭の部分がピンク色になりだしまして...
少し葉焼けしたのでしょうか？
他の部分には黒点やら茶色いシミも出現する始末...
スタンダードな紀ノ川は、すこぶる順調な生長をとげておりますから斑入りだからってこの生長差は違和感を感じざるおえません。
梅雨前のデリケートな時期ではありますが枯れて、くたばっちまったらどうしょうもありませんから引っこ抜いて根の確認をしてみます！
ひえ～！
こりゃあなんだ～！
全くっていい程、根が機能していない感じじゃないですか！
春が生育期だよねクラッスラは(;´Д｀)
白やピンクの根は確認出来ませんね...
これじゃ顔色も悪くなるよね...
このまま植えてて梅雨と夏を越せるのか～？
何も手を下さずにリスキーな梅雨に突入する位ならチョンパで二株にして様子を見てみるしかない！と決断！
そう思ったら即！！
オラ！チョンパだ～！
ハイ！上手い事行きました！
茎の内部は黒ずんでいる訳もなく大丈夫そうですね。
一安心！
さあて！二つのポットを用意してと！
根のくたびれているボディ部はそのまま植えて根の回復を待ちます。
頭の部分はカット部を乾燥させて肥料分の無い土に挿して発根を待ちます。
でもちょっと頭の部分は土に挿す茎の部分が短いので上手に葉を外して葉挿しも挑戦してみっかな～！
紀ノ川のお仲間！
星系のクラッスラ連中だって葉挿し可能なんです！
確率は低いですが写真に写る、そびえる二株は足元に一緒に並んでいるキャッツアイタイプの葉から育ったんです！
ですから紀ノ川錦だって上手い事、茎から外して葉挿しにトライ！
ゆっくり慎重に....
グリグリグリっと外して行きますよ～！
グリグリグリ....
あっ！
んだよ～マジかよ～！
葉も外れないし茎まだ折れやがんのな～！
嘆いていても始まりませんから気分を軌道修正です...
葉挿しが二個になった事で確率が上がったと前向きにとらえます(◎_◎;)
なぜなら、こんな感じに同じクラッスラの暁の峰は！
半分になっちまった葉っぱでもしっかりと芽吹きますから紀ノ川錦だってやってやれない事は無いと信じます！
頼むぞ！葉挿しちゃん達！
さてボディー側はと申しますと....
チョンパ後、直ぐに鉢に挿して発根を促す為に即水やりをして様子を見守って行こうかと思います。
そして、茎を折っちまったヘッド部はと申しますと...
直径はチョンパ前からペットボトルキャップサイズでしたが高さもほぼ同じ位の背丈になっちまってかなり小さめになってしまいました。
とりあえず再起をはかる為にピンセットで傷口を乾かしてと...
ひゅうが土細粒と鹿沼土小粒の栄養分とかは全くない排水性重視の土にサクッと植えてコイツにも直ぐに切断面が湿る位に軽く水やりをして根が出るのを待ちます！
さあ！梅雨前の微妙な時期のチョンパと植え替えですがみんな自分の持ち場で厳しい梅雨と夏を乗り切ってくれよ！！
出来る限りのサポートはするからさ～！
まずはヘッド部とボディ部の発根！
そして出来たら葉挿しの成功！
こまごま色々ありますが神さま仏さまお天道さま頼みましたよ～(>_<)
