クラッスラ属巴(ともえ)
生育期は春秋型で葉を地面を這うように規則的に2方向へ葉を伸ばしながらロゼット状に展開しながら育ちます。
生長点から花芽を伸ばし白い小さな花を幾つも開花します。
耐寒は5℃位、5℃以下の日が続く場合は屋内で管理します。
ロゼットの崩壊
12月に入り私の住む千葉県も寒波到来なんてのを耳にするようになり我が家の冬が苦手な多肉連中を屋内に避難させました。
そんな中、夏場から育った子株が生長しまくってロゼット状が崩壊してしまった巴です。
過保護にしすぎて横に伸びるはずが親株も子株も上へ上へと育っております。
横から見て頂ければ一目瞭然!
生育期は春を迎えたなら子株はチョンパ〜!して、仕立て直しです!
なんて呑気な事を言っている最中に親株の葉が黒く変色しているのを発見…。
マジかよ真冬に鉢から抜くのは勘弁よ…。
しかし、不安なまま越冬するのはナンセンスですので症状を確認です。
ただただ葉が枯れだしたのか?
何かの病気なのか?は、この状況では分かりませんがあの腐敗に向かう葉っぱは株自体には絶対に良くない状況に決まっておりますのでカットです!!
腐敗し始めた葉の周辺の元気そうな葉も用心の為に外しました。
あんまり冬越し前にむしりたくないですが、仕方ありませんね…。
2株ある巴はいつも同じ環境下で育てていますので、万が一もう1つの株もマズイ状態だと困るので、意を決して鉢から抜いて葉の状況を確認してみました!
こちらの株は葉の腐敗も無く順調に育っておりました…。
しまった…抜かなきゃ良かったかな?
否!
無事を確認出来たから収穫です!
良しとします!
親株の葉には今年の猛暑で出来たダメージが残ります。
あの暑さに耐えてくれただけでも感謝してるぜ!
さぁ!根や裏側に何もトラブルが無いようでしたのでサクッと植え直します!
風邪引くなよ!
外した葉は葉挿しに挑戦!
果たしてベイビーが宿るのか?
根腐れの気配があったチョンパしたエケベリアの七福神と共に傷口が乾くまでさらし首で数日過ごしました。
冬場の植え替え時の寝床の土はひゅうが土のみ単品で行きます!
この時期は生長が緩慢ですから水やりも葉水程度と考えております。
その葉水が蒸発せず過度に残ってしまい根にダメージを与えかねませんので排水性抜群のひゅうが土1種類で植え替える理由です。
葉を取った箇所も乾きましたの植え替えていきます。
このまま無事に冬を乗り切ってくれよ!
外した葉をポイポイ放置葉挿し入れに置きゴキゲンを伺っていきます。
皆頑張ろう!
最後に
冬本番目前にダメージを発見したクラッスラ属の巴のメンテナンスを行いました。
休眠期にいじくり回すのはちょっと気が引けてしまいましたが枯れたり腐っちまったら元も子もないですからね、これで不安も解消されましたからこれから来る厳しい冬も耐え忍んでくれるでしょう!
しかし、近年ない寒さの冬です!
皆さんもしっかり対策して春を待ちましょう!
ロゼット状の葉はとってもチャーミング一度お手元に置いてみてはどうですか?
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