令和2年も、残す所11ヶ月となりました。
1月は私の中では戦闘機の様な高速で
飛ぶ飛行機の速度が音速の壁をぶち破る時に
空中で鳴り響く爆音!!
『ソニックブーム』を 轟かせ!
豪快に、けたたましく!
マッハの如く、過ぎ去って行きました!
一ヶ月カウントだと、あっという間に
過ぎて行くのに、1日カウントだと
出勤から退勤までの1日はとても長く
感じます…
充実したお仕事を、日々こなしている
立派な大人の皆さんは、1日が24時間でも
事足りない位なんでしょうけど…
しがない欠落サラリーマン調理師 の
私と来たら拘束時間の9時間は…
まぁ〜長いものです…
休日の植物を愛でる1日は、
それこそ24時間でも物足りないのは
『永久未成年』の私にも分かります…
そんな退屈な1日達と充実した1日達の
色んな日々の積み重ねが、一ヶ月になり
一年になって行くのは分かってはいますから
そんな愛おしい植物をスパイスに、
少しでも充実した1日達が増やせて
行けたなら、とても嬉しいものです。
四季…?いやいや…もう、五季…
令和元年の年末、12月31日の我が家では
『ガキの使いやあらへんで!』の
近年は紅白歌合戦の視聴率を凌ぐ
『笑ってはいけないシリーズ』を
家族で見て新年を迎えるのが恒例の
年間行事になっております。
そんな蝶野のビンタを喰らった月亭方正を
見てから、もう一ヶ月かと思うと…
春はすぐにやって来ます。
暖冬とはいえ、冬は冬ですから凍える日も
もちろんあります。
植物達は耐え忍び、そんな冬の寒さから
解き放たれて、柔らかい日差しのもとで、
存分に花や葉、幹を伸ばして謳歌する春も
私自身が『春眠暁を覚えず』なんて、呑気に
寝ぼけて見逃していたら、私が暮らす
関東地方の南部の春も又、暦の上よりも早く
『ソニックブーム』に跨って、
すぐ北へ北上してしまいますから!
多肉植物や庭の木々達が目覚める前の姿を
見逃さないように、老眼が始まった目を
目を凝らしパトロールを怠らないように
心がけたいと思います!
名残惜しく、思わせぶりな春が
サッサと行っちまえば…
そう…あの多肉植物の愛好家達が
震えあがる季節…
『梅雨』と『夏』がやって参ります…
昨年の秋から春先の、この時期にかけて
買い漁るように我が家に招いた多肉植物が
全て全滅しかねないハードシーズン!に
すぐ突入する事でしょう!
四季が狂ってる昨今…
『春?』『梅雨』『夏』『秋?』『冬?』
四季からゲリラ豪雨的長雨が続く
『梅雨』も仲間入りして、ほぼ『五季』に
なり、定番の四季には『?』が
放り込まれて、季節のメリハリが、
ぼやけてしまっています。
オラオラな夏だけが
突出して主張したまま…
秋がほぼ無く…
また、暖冬が来て…
短い春が来て…
マッハに去って行き…
梅雨前線が悪さして爆弾低気圧やら
ゲリラ豪雨の長雨の梅雨がダラダラと続き…
貴重な日差しは奪いますが…
与えてくれる物と言えば…湿度と雨水だけ…
ウンザリします…否が応にも多肉植物は
疲弊気味になります…
そこへ来て…あの狂ってる猛暑の夏がやって
来ます…
そんな厳しい環境が今後も毎年繰り返されて
行く中で多肉植物や植物を育てるのですから
植物愛好家の皆さんは植物達からすれば私や
皆さんはまさに!
『賢者』です!
その称号を持ち!自信を持って湿度と高温と
戦いましょう!
高温多湿…猛暑…熱帯夜…根腐れ…
めまいがする様な『負』の 地獄ワードが
並びます…ゲンナリです…皆さん、そんな
ハードな時期はすぐそこまで来てます!
そんな状況の中ではありますが!
我々は…『賢者』です!
ドラクエの世界なら『賢者』はハイクラスの
攻撃魔法を操り敵を倒し、回復魔法で
傷付いた仲間を癒やす万能型です!
そんな植物にとっての『賢者』的な
我々ですが扱える最大の手段は?
攻撃魔法でも回復魔法でもは無く…
直射日光をなるべく避け!
自然の風を通し!足りなければ…
サーキュレーターや扇風機を使い風を補い!
遮光ネットと適度な上手い水やり!
それ位なものです!
それらを駆使して日々、やり繰りしながら!
強靭な植物愛の盾と鉾を装備して!
荒れ狂う、ハードな猛暑を
迎え撃ちましょう!
バキューン!
あっ!賢者は
ピストル撃たね〜か!
手元に来る春をまず楽しめ!夏を悩むのはそれからさ!
『ヘイ!トラヴィス!
梅雨やら夏のビビってる話ばっかしてん
じゃねぇよ!』と、多肉植物や
庭の植物達から激が飛んできそうですので!
『夏へ弱音』や『賢者論』は、
まず脇に置いて、目の前の植物達を
愛でます。
令和2年2月の今現在、冬の寒さを
耐えながら、ジッと春を待つ、我が家の
植物達!
そんな寒さに耐え、越冬しようとしている
蕾や小さな新芽の姿が私からは、
まるで、春が来て高く飛ぶ為に、
まず一度…深く、深く…
しゃがみこんでいる姿に見えます。
今回は、そんな我が家の植物達が
大輪の花を咲かす前…
飛躍する前の姿をご覧下さい。
まずはアジサイです。
冬場に花を残したまま、立ち枯れした姿を
目にする事は、お馴染みですね。
我が家に、育つアジサイは、
ちょっと地味なガクアジサイの為
立ち枯れする事はなく、散ります…
花が咲いても控えめで…
開花時期が終われば、立ち枯れした
シルエットは残さず散る…
儚さがガクアジサイにはありますね。
そんな、派手さは無いガクアジサイも
春の気配を嗅ぎつけ蕾を付け始めました。
地味なヤツと言い過ぎたら失礼ですよね。
当時、私が初めて挿し木をした時に
挿し木した9株全て根付きました。
挿し木素人に、とっては自信に
繋がりました。
梅雨時には、緑を取り戻す事でしょう!
多肉植物は、ウンザリな梅雨も
アジサイと雨のコントラストは、
まさに絶妙!
ですが多肉植物には、よろしく無い状況…
『あちらを立てればこちらが立たず』…
ですね…
続きましてロウバイ
丸くて淡い黄色の蕾。
晴れた日よりも、少し天気の優れない
曇の日の方がやはり映えます。
やはり、名前の由来通り、
ロウ細工で出来た様な見栄え
そんな無機質なイメージとは違い香りは
甘くとてもフルーティーな香りをです。
続きましてハクモクレン
朝日が顔を出す前に撮影しました
全長が4メートル位ありますので
空をつかむ様に伸びる枝は青空にとても
映えます。
枝先にある蕾が沢山あるのが分かります。
今年も立派な白い花が期待できそうです!
このフワフワな感じがまた良いんですよ。
我が家には、もう一つお馴染みの
フワフワな奴が居ます。
それが、こちら!
コブシ!
ハクモクレンに比べて背丈は低いですが
今年も沢山の蕾がつきました!
一昨年、全くメンテナンスせず、
植えっぱなしの伸ばしっぱなしのまま放置し
ていたのを、素人剪定ではありましたが
ザクザクッと、アッチャコッチャの
枝をカットしたところ…
昨年は、なかなか見事に花を
沢山つけてくれました!
最近は、やっとハクモクレンとコブシ、
区別がつくようになりました。
そして、柿
まだ、新葉が芽吹くのは、もう少し先の
ようです。
そんな寒々しい柿の木ではありますが
枝先には蕾がほころび始めてはいます。
目に青葉は、もう少し先ですが
葉が茂れば裏庭に日陰を作り農作業中の
休憩場所には、もってこいですので
熱中症対応にも活躍してくれます。
しかも、メルカリでは『柿の葉』を出品する
方も、いらっしゃいます。
柿は、なかなか万能な奴です。
上空に伸びる植物ばかりが春を
待ち望んでるわけではありません。
次は地面から顔を出します…
とはいえ…なんだコレ?
妖怪やモンスターが埋まってる?
ちょっとグロいかも…。
でも、ちゃんとしたお馴染みの植物です。
実は、こちら!
ホスタ!
土から少し顔を出した冬場のホスタは
まるで猛禽類の爪の様な状態…
地上部の鮮やかな緑の葉とのギャップが
凄いです。
う〜ん…なんとも、たまらん色合い。
少〜しクリーミーな緑が良いんですねぇ。
続いて、春を知らせる代表格は!
やっぱり梅!
今年も枯木のクセに安定の蕾の嵐!
樹齢約約60年!
父親が中学の卒業記念に貰って植えてから
なんとか生きている代物。
植えた本人より長生きしておりますが…
半身は、もう微妙状態…
そろそろ父親が待ってる天国行きかなぁ?
もう一本ある樹齢35年位の若い梅も
多くの蕾を確認する事が出来ました。
棺桶に片足突っ込んだ、梅の木ではありますが…
春が来れば、『待ってました!』と言わんば
かりに、チャーミングな花を咲かせ良い香り
を漂わせた後は梅の実も沢山、実らせます。
樹齢60年、くたびれていると決め付けている
のは私の方だけで当の梅の木は、まだまだ
現役なのかもしれません…。
最後は、こちら!
ユキヤナギ
我が家の庭でかなり幅を利かせる
かなり強固な奴らです。
伸びすぎた枝を、無造作に剪定!
そのまま地面にインするだけで、
80%位(トラヴィス調べ)の確率で根付きま
すから、まあ、増える事、増える事…。
寒さの中、数は少ないですが、もう開花し
始めています。
本格的に咲き乱れると地面が真っ白に
なるほどです。
風のある晴れた日は、まさに花吹雪!
桜にだって劣りませんよ!
そんな、丈夫なユキヤナギ!
今年はリアル挿し木してみます!
既に息吹を感じる枝ではありますがカット!
約40本、まる1日、水揚げです!
こちらは、そんなご丁寧な水揚げなんてしな
いまま、昨年、剪定して切ったままを
赤玉土にぶっ刺して、そのまま放ったらかし
ていましたが普通に発根!
やはりユキヤナギ強靭です!
今年は全部で15ポット分挿し木して、
ゴキゲンを伺います!
メルカリで発根済の苗が2株、約500円位で
やり取りされています。
奇跡的に全部、発根して完売しても…
送料込みで出品ですから…売上は…
たかがしれますね…。
最後に…
近年の異常気象で、季節が少し狂い始めてき
ているのは、皆さんも感じるかと思います。
そんな中でも植物は、何とか季節を探し…
春を探して動き始めてくれています。
また、来年も、きっとフルスロットルで
行っちまう春に植物たちが見せる芽吹きを
見逃さないようにする為にも庭の管理を
怠らないように心掛けなければと思う
立春の翌日であります。