先日Eテレの『趣味の園芸』で『江戸時代から斑入りの植物は人々を魅了してきました』
と、斑入りの特集が放送される回でした。
番組内ではツワブキやオモトを例に上げたりしながら斑の入り方でそれぞれ呼び方があるなんて事を説明しており、私も斑入り植物の虜になっている一人としては大変、興味をそそられる放送でした。
『日曜日の朝からいいもの見させてもらったぜ!』とゴキゲンになり『斑入り欲しいぜ!』テンションマックスでホームセンターの園芸コーナーをぶらついていると、出会えちゃうもんで…
斑入りの魔法
我が家のコルジリネの様に、こんな感じに根本から葉先へ斑入りするパターンは、よく見かけますが今回の運命の出会いのお相手は…
葉がボーダーと言うか…
ストライプと言うか…
そんな、しましまに斑が入り具合を見た瞬間!
お買い上げ決定です!
そいつがこちらの!
ヤバネススキ!
またはタカノハススキ!
弓矢の羽に似ている斑の入り方からヤバネススキとか鷹の羽に似ているからタカノハススキとも呼ばれているそうです。
庭や野では、あまり好まれないススキに斑が入るだけで、急に手を出してしまう斑の魔法!
改めて連れ帰って眺めるとススキなのに斑入りの違和感がたまりません。
お値段は498円…。
ススキにこの値段を安く見るか高く見るか…?
私は超安く感じました!
培養土は?
売られている状態の鉢の土は水はけ重視の小粒の鹿沼土と赤玉土あたりがメインの培養土のようです。
私は鉢植えから引っこ抜き、花壇に地植えして育てるつもりなんですが普通のススキと性質が同じ様ですから水はけだけ、しっかりしていれば、どんな土でも立派に育ってくれると思います。
寄りで見ると、少し黄色っぽい斑を放ちます。
いいね〜!
さあ!花壇に植えています。
殺風景な私のまだまだ『レベル1の花壇』に斑入りが加わるだけで明るさが増していい感じになりますね!
隣は安くて強くてフワッとした白い葉が特徴的なシロタエギクが夏を乗り切り元気に幅を利かせて育ちます。
ヤバネススキちゃんの事ヨロシク!
ヤバネススキも普通のススキ同様にネットで巨大化して穂も付ける画像を見かけたので花壇の高低差の『高』を担当してもらいたいので後方に配置です。
ノーマルススキ
こちらは我が家の伸び放題のノーマルススキ
バサッと根こそぎ排除してしまってもいいんでは?と、お思いの方もいらっしゃるかもしれませんが…
これはこれで必要枠で生やしているのです。
私の住む地域では、お盆に仏壇飾りにススキを使うので、こうして生やしている訳です…。
あ!でも、もう彼岸寸前ですね。
用済みですからしっかり狩ります!
しかし、放置すれば幾らでもススキは伸びるな…。
植えた花壇はリビングのガラス扉の外…。
2メートル位はザラに伸びる我が家のノーマルススキ…。
せっかくだから秋っぽさを求めて穂を待つのも手でしょうけど…。
ノーマルススキ同様にヤバネススキも素直に育てばリビングのガラス扉を覆いかねませんね…。
まあ、その心配はしっかり育てあげてからにしましょう。