我が家に自生するツワブキ達が所狭しと開花し始めました。
ツワブキ
キク科のツワブキ属の常緑多年草です。
手軽に育ち昔から和風の庭に深い緑色で光沢のある葉を茂らせているのを良く見かけていましたが最近は和洋問わずガーデニングに用いられる事も増えてきました。
花は3cm程の黄色い花を付けます。花が少なくなる晩秋から初冬までの日向はもちろん日陰から半日陰を鮮やかにしてくれる名脇役。
葉が斑入りの種もあり葉に白くペンキを流したような白い斑が入るモノを『浮雲錦』
黄色の点々が散りばめられた様に斑が入る葉を『ホタル』や『蛍斑ツワブキ』などと言われて人気があります。
斑入りの種類はこの他にも多数あります。
木陰でも日向でも大活躍の名脇役
我が家の庭の至る所に自生するツワブキ。
日差しの元でも日陰や木陰、湿気の多い場所でも植えれば大概その場所で勢力を拡大して立派、緑の厚みがある葉を沢山広げ始め育ってくれる私の庭には欠かせない存在になりました。
まさにどこでも育つ名脇役!
こちらの写真も一昨年、庭の他の場所から大人の手のひらサイズの株を5株程度、適当に植えて放置したツワブキです。
一昨年あたりはまだ、多肉植物以外の植物にはあまり興味が無かったので庭掃除の邪魔になっていたモノを引っこ抜き『捨ててしまうのは忍びないので植えとくかな…』程度で植えたにもかかわらず今では畳1畳位に育って殺風景な裏庭を黄色花で明るくしてくれております。
当時はスマなかったなツワブキ諸君…
興味が無かったせいで邪険に扱ったのに…
こんな立派な姿に育ってくれて!
今では開花も葉の生長も楽しみだよ!
3cm程度の花がこれだけ集まると、やはり香りも漂います。
朝一が1番の香るようでキク科と言うだけあって菊の香りに大変近い感じの香りがします。
日陰や半日陰でもバッチリ育ってくれますがやはり太陽がお好きなようで開花した花は皆、お日様に向かい伸びています。
別の顔
こちらは日の出前に撮った写真です。
ダークな感じに黒光りするツワブキの葉に黄色が映えてまた違うイメージになります。
君たちは色んな顔もってるね。
こちらは夏場から秋口まで紫蘭が咲く場所でしたが、この時期からはツワブキにバトンタッチです。
狸も心なしか嬉しそうです。
こちらは老木の梅の木の下に育つ連中です。
梅の葉が紅葉し散り始め落ち葉まみれではありますがそれも晩秋の風情とします。
『浮雲錦』
我が家でもツワブキの斑入り『浮雲錦』も育っております。
若干、葉にダメージが発生しており枯れた葉もチラホラ出ております。
冬場は、もっと葉が減り寂しくなるのが分かっておりますので、この時期の斑入りを楽しみます。
白だけでなく迷彩に近いですね。
我が家のツワブキ勢はベーシックツワブキの開花より斑入りの開花が若干遅いようですが葉の下には、ちゃんと蕾が控えております。
がく部分にも見事に斑入りになります。
景気良い開花を頼むぜ!斑入りちゃん!
そんな中に白一色だけの葉も存在しております。
以前、白い葉だけの株をうまい事、根を付けたまま掘り上げて日陰で育ててみましたがあっと言う間に枯れ果てました。
白い葉だけの『白峰』こんな感じを夢見ましたが上手く行きませんね。
最後に
ツワブキの花が散れば秋も終わり冬にまた一歩近づきます。
令和二年の猛暑の夏はカメムシに出くわす機会が結構多く感じました、カメムシが多い年の冬は寒くなると聞いた事があります。
そうなると今年の冬は寒いのかもしれませんね。
日向でも日陰でもあなたのお庭の名脇役!
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