今回はこちらのクラッスラの稚児姿をご紹介させていただきます!
直立不動に伸び続ける爬虫類の肌の様な質感を持つ稚児姿ちゃん。
ただただ上に伸びるのみでこれと言ったアクションは起こしてくれません...
根腐れしたりとか葉が枯れちゃったりだとかのアクシデントは、ほぼ無く現在も順調に育ってくれていればそれで満足っていえば満足なのですが...
若干気になる事は背丈が伸びるに従って何だか安定性が悪くなってしまったのかイタリアの『ピサの斜塔』の様な状態で斜めに伸びて育つよになってしまったのです。
上に伸びると共に根も鉢の中を張り巡らさてくれていれば良いのですが株を触るとグラつきがあるのであまり根の張り方は順調では無いように感じますが…
上へ上へと育ってくれてはいるので稚児姿にとってはそれほど悪い環境ではないと考えております。
確かに使用している土は排水性重視のひゅうが土の細粒単品での育成です。
細粒とは言ってもそこまで株を安定できる程細かい訳ではありませんので根が微妙だと不安定になるのはしかたないのでしょうども...
もっと細かい土がブレンドしてある私のオリジナル培養土を使い株を安定させた方が良いかもしれませんが...
しかし鉢から抜いて土を変更までして今の環境を変える気はないのでこのまま出来る株が安定する方法と来れば!
やはりこれ!
チョンパ!これに限りますね!
背を低くして安定性は高まりましたね。
さあ!切断面をしっかり乾かしましょう!
安定感は増しましたが切り口からの細菌の侵入リスクも同時に増しますからね…
切断面はこんな感じですね。
株の表面はザラザラで爬虫類っぽいんですが内部はちゃんと緑色で、ちゃんと植物感があります。
親株の方はこんな感じ。
このカット面から子株が顔を出してくれれば良いんですがね…
こんな感じにねぇ…
こちらは同じくクラッスラの巴です。
ロゼット状に葉を広げるのですが昨年子株が葉の下からは育ち始めて形が崩壊したので先日勇気を出して仕立て直したら見事に数個の子株が出てくれました!
これに味をしめて今回『稚児姿もクラッスラだし仕立て直したら子株出るんじゃね!?』と考えてチョンパしちゃった訳なんです。
やっちゃったからにはもう止まりません!
植え付けるのに葉が邪魔になりますからパコパコ外しますよ。
4つ程外してみました。
これでしっかり乾かして植え付けて行こうかと思います。
葉の下からは新しい葉?それとも子株?らしきプチッとしたヤツが確認できました。
今後の観察対象ですね。
外した葉も目が離せませんね!
良い感じにメタルスライム感が出ていて、たまらんです(;´Д`)
スライムは、さておき外した葉も発芽してくれたら超ラッキーですからね。
大切に管理して行きます。
まずはとにかく傷口を乾かしてから次のステージに向かおうぜ!
さあ!この3パターンで稚児姿の春の生育期は歩みだします!
みんな頑張れよ(;´Д`)
最後に
今回はクラッスラの稚児姿が伸びすぎて不安定に育ってしまったのでここは一丁仕立て直しをやってみようじゃないかと実践してみました!
頭でっかちが解消されて株もフラフラせずに見事安定致しました!
そしてこちらが本日の稚児姿の様子です。
チョンパから1週間です。
カット部分が少し茶色になったくらいで変化無し…
乾いて落ち着いている感じでしょうかね。
先日我が家にいるクラッスラの巴を同じようにチョンパした事で子株がワサワサ顔を出し始めてくれましたので、この稚児姿にも子株が宿る事を期待しております!
そして、チョンパした上部と葉挿し達はと来たら…
白皿の上でサラダ状態!
チョンパした巴もおりますよ!
『この状況は何だ?』と思う方も多いと思いますが!
最近、多肉の発芽発根を早めるのではないか?と言われているラップをかけて葉挿しをする技法を行っております。
何となくではありますが発根は早い感じするので稚児姿も参戦しております。
今までラップなしで葉挿ししていた枯れ気味の七福神もラップをしたら直ぐに根を確認!
ただでさえ七福神は発芽率が低いので芽は確認出来ませんが、さっぱり発根すらしなかったのに急に根が出るんですから!
『ラップ被せ葉挿し』やってみるのも手ではないでしょうかね?
とは言いつつ…
肝心の稚児姿御一行様はまだノーリアクションです…
葉挿しのみならずチョンパしたヘッド部分も結局一緒にお皿上で発根を待っている状況です。
今の所、ラップとお皿のサラダ状態でも稚児姿自体もへそを曲げる感じは無さそうなのでしばらくはこのまま見守っていこうと思います。
子株も葉挿しも上手い事行ったらいいんですけどね〜。
【クラッスラ 稚児姿】
皆さんも育ててみてはいかがですか?
爬虫類の肌の様な質感がキモかわいいですよ!