今回はクラッスラの巴はこう増やせ!
あくまでも私の持論メインですがご参考にして下さい!
クラッスラ巴は簡単に増やせる
以前からクラッスラの巴は記事にさせて頂いております。
この前記事にさせて頂けたのが上の写真の株がロゼット状で育つ姿が崩壊したのでココは仕立て直しだ!と決起し敢行した記事をご紹介させて頂いた所で〆ておりました。
その記事がこちら! www.cactusville.jp
写真はチョンパした巴の頭の部分です。
胴切りしてボディから切り離しても花芽は伸ばし続けるので養分をそこに集約してしまっては困りますから花芽はすぐチョンパっす!
花より根が出てもらわにゃあ困りますからね。
そんな仕立て直しをしたボディの方はどんな感じになったかと言うと…
チョンパから約2週間すると待望の子株達がご登場!
意外に簡単に生えて来るじゃんか!ええ子や~!
切り離したヘッド部も順調!
まだ発根は無し!
『クラッスラ巴はこう増やせ!①』
①胴切りして増やせ!!
『ロゼット状が崩壊したら勇気を持ってチョンパしよう!』
やはりクラッスラですから上部が無くなれば脇芽が出るのは定説!
これでバッチリ増やせます!
もう1鉢も追従!
二株ある巴の一株をロゼット状崩壊を気に胴切りし仕立て直しを行ってみたら期待通りに子株が数個ご登場しましたので『この一株も追従するしかない!』と判断しもう一株もチョンパります!
(2021.3.27撮影)
こちらもロゼット状が崩れだして来てますからちょうど仕立て直し時期だと思います。
さて!チョンパ準備に入りますよ!
春の生育期ですのでみずみずしい緑の葉が隙間なく重なり合っていますのでカッターやハサミが入りづらいので…
『この辺りからぶった斬る!』と決めて周囲の葉をそ〜っと外していきます。
雑は駄目ですからね!
葉っぱも葉挿しに使いますので生長点を残す様に丁寧に慎重に取りますよ!
まあ…こんな感じに隙間を作りましたよ。
これで刃物が入りますね!
では!参る!
シャキ〜ン!!
チョンパ〜!
ドサッ!
ハイこんなん出来ました〜!
切り離したヘッド部分も安定のサイズで立派に独立して育ってくれると思います。
切り口もヘッド部分もボディ共にキレイにカット出来ました。
葉挿しチームは先にチョンパした巴から外して既にスタートしているモノと今回外したモノを合わせると20枚位の葉っぱが確保出来ていますので挑戦して参ります!
葉挿しで増やせたらとても楽なんで成功してもらいたい物です。
現在の状況(2021.5.27)
今回はクラッスラの巴はこう増やせ!と強めの内容であります。
とは言いつつもこれは私の自己流ですので真似する方は自己責任でお願いします。
春先のチョンパから約2ヶ月後の様子です!
(2021.5.27 撮影)
最初にチョンパした株がこちら!
3株程子株が展開しておりますが若干窮屈になって来ましたのでそろそろ子株自体も親株から巣立つの時を迎えているかもしれませんね。
そして2週間程後発でチョンパした巴も順調に子株を生長させております!
目視で確認出来るのはやはり3株ですがのぞき込むと葉の奥の隙間から後数株確認できます。
こっちも上の連中を外さないと奥に潜む子株連中が育たない恐れもありますから生育期末期ではありますが早急に子株を外さないといけませんね。
そして何やら黒い粒々...虫の糞です。
取り除いても翌日にまたパラパラと溜まっております。
当然良い気しませんね...
白い糸が張られているのが確認できるので蜘蛛が住み着いてしまっている様なのでそれもあまり良い状況では無いのでやはり子株のチョンパを急ぐ必要がありそうです。
葉挿しはどうなっているか?
続きまして葉挿し葉どうかと申しますと...
こんな感じにトレーに赤玉土を配してその上に植えておきました。
こちらも約2か月後の様子はこんな状態であります。
約20枚ある中で現在5枚程に息吹を確認です!
『クラッスラ巴はこう増やせ!②』
その②葉挿しで増やせ!
これは胴切りした親株から子株が出てくる事よりも葉挿しに新芽を確認した日の方がテンション上がりましたぜ!!
なにせ日に日にシワシワになって行く葉の様子を眺めて『ダメだこりゃ...』と諦めていた時にポツンと顔を出しているのを発見した発芽でしたから感慨もひとしおです!
チョンパしたヘッド部は現在どうか?
そして3月にチョンパしたヘッド部はどんな感じでしょうか?
ゆっくりとではありますが順調に生長を続けております!
直射日光は避けながら約2か月半日陰位のポジションで管理をしてまいりました。
発根も遅くて根を確認出来たのも5月中旬でした。
生育期でしたがチョンパより1か月半と結構なスローペースの発根でした。
なかなか出来ない根にヤキモキしましたが2株とも発根し安心です!
後半にカットした株に関しては花芽までビヨ~ンと伸ばしてるし…
表(花芽)も裏(根)も忙しい奴です。
今までは巴から伸びた花芽はカットしちゃっておりましたが今回出ている花芽は伸ばし続けてみます。
なぜかと言うと…
可能であればクラッスラの自家受粉やってみようかなと思いまして...
実際クラッスラの受粉なんてよくわからないのですがね(;´∀`)
しかも何だかややこしいようで同じ遺伝子がある個体同士は受粉しないと聞きいた事があるから自家受粉は無理なのかな?
種を作るなら全く別のクラッスラの用意必要とも聞きました。
園芸コーナーの叩き売りでとっ散らかりながら咲いてるのクラッスラを見つけてきて受粉を試してみようかな…
そんなうまい具合に花の咲いた激安クラッスラに出くわすなんてなかなかありませんが…
そんな企みの為にも今回は花芽キープで参ります!
実生に関しては今回の『クラッスラ巴はこう増やせ!』とは別のプロジェクトですので今後、開花中のクラッスラが見つかれば実践していければと思っておりますが微妙かなぁ…
クラッスラ巴の増やし方は結果これだ!
今回のメインプロジェクト!
クラッスラの巴の増やし方(カクタスヴィル流)はこれだ!
結果はこちら!
①胴切りすると子株が出るので増える!
②葉挿しで増える!
言っても多肉ですからそんなに変わった事は無く定番の増やし方でOKです!
注意としましては胴切りで増やす際は葉の隙間が狭いのでハサミやカッターが入りずらいですのでカットする場所をここだ!と決めた辺りの葉を数枚外し隙間を作りそこに切り込んだ方が誤って葉に傷を付ける事なくチョンパが可能かと思います
さあ!クラッスラの巴を増やしたい方はちょっと緊張するかも知れませんが胴切りしてみたり葉挿しをしてみたりしてジャンジャン増やしましょう!
皆さんの巴ライフに幸あれ!
【トリッキーな形が沢山あるクラッスラの代表角の1つ巴!気になった方はこちら!】